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腸内環境と不妊症の関係とは?妊娠しやすい体を作る腸活入門

2016/11/11 知識
この記事は約 7 分で読めます。

女性の社会進出に伴い、晩婚化が進み、そして35歳以上の高齢出産も増加傾向にあります。

そして最も深刻な問題として子供が欲しくてもできない、『不妊症』が近年、問題となっています。

どうして、不妊症はおこってしまうのか、また妊娠しやすい体を作るのに大切なこと、

妊娠と腸の関係について、ご紹介します。

 

 

不妊症とは?

 

不妊症とは、妊娠を希望してて、一定期間の性生活を行っているにも関わらず、妊娠が成立しない状態のことをいいます。

また、不妊症とは違いますが、妊娠をしても、すぐに流産や早産を繰り返してしまい、胎児が出産まで育たない状態のことを、『不育症』といいます。

確実な治療法は確立しておらず、産婦人科の先生でも専門分野となるため、医師の知識や技術によって不妊治療には非常に差があります。

単純に治療して治るものでもないため、社会問題となっています。

さらに基本的に自費治療となるので、高額な治療費用がかります。

夫婦にとって、経済的な負担も大きく、国も今、支援の方向で動いているようですが、まだすぐに保険治療に移行するということはなさそうです。

 

 

不妊症の原因は?

 

不妊症といっても、男性側が原因の不妊症と、女性側が原因の不妊症があります。

女性側の原因には主に6つあります。

1つめは、排卵因子です。排卵障害の原因はさまざまですが、ホルモン異常によって排卵が正常に行われないために不妊症がおきます。

2つ目は卵管因子です。卵管が何らかの原因で癒着していたり、形態異常が起きていると、うまく卵管に卵子が取り入れられないため、妊娠が成立しないことがあります。

3つ目は、子宮因子です。子宮筋腫などがあると、受精しても受精卵がうまく子宮に着床できないため、妊娠が成立しません。

4つ目は、頚管因子です。子宮の頚管と呼ばれる部分を精子が通過して受精することができますが、子宮の頚管に異常があると、精子が通過できず、受精することができません。

5つ目は免疫因子です。何らかの免疫異常によって、抗精子抗体っという精子の運動を止めてしまう抗体をもつ女性がいます。そうすると、精子の活動をストップさせてしまい、うまく受精が成立せず、不妊症となってしまいます。

そして最後は原因不明の不妊です。不妊症の検査をしてもいずれのどのケースにも当てはまらないものがあります。しかもそれは不妊症の原因のおよそ3分の1を占めるのです。

ですから、専門の医療機関を受診しても、不妊症の原因がわからないまま、治療を始めるという女性も大勢います。

また男性側の不妊症の原因としては、うまく射精ができない性機能障害や、精子の数やその運動に問題のある精液性状低下があります。

 

 

 

実は不妊症と腸内関係には深い関係があった!

 

 

さまざまな原因によって不妊症は引き起こされてますが、ほとんどは原因不明で、実際の治療法も確率されていません。

ですが、不妊症と腸には深い関係があるということがわかっています。

まず、腸は脳と相関があるということです。腸には脳に次いで多くの神経細胞が集中しています。そして腸と脳は自律神経という神経でつながっています。

脳がストレスを感じると、それは腸に伝わり、腸が便秘を引き起こしたり、下痢を引き起こしたりします。脳からの一方的な信号のように感じますが、腸内環境を整えることによって

腸の環境をよくすることで、ストレスが軽減されたという研究も発表されています。

脳がストレスを感じると、妊娠に必要な排卵をおこすホルモンの分泌が低下し、妊娠しにくい状態を起こします。ですから、脳のストレスを軽減するために、腸内環境を整えることによって、ホルモンの分泌を正常に戻すことが期待できます。

また、腸は子宮の後ろにある臓器です。腸内環境が悪化し、便秘になると、腸には不要な便が溜まり、子宮を圧迫してしまいます。圧迫された子宮の場所によっては、受精の障害になることもあり、便秘によって受精しにくい状況になっている可能性もあります

腸内環境が悪化すると、腐敗なガスが溜まってしまい、全身に腐敗ガスが再吸収され、細胞の酸化や老化を引き起こします。その影響が子宮の機能を低下させているということも十分考えられます。

さらに、腸は、免疫細胞のおよそ7割が集合している特殊な臓器です。

免疫細胞が正常に働くことで、体は健康を維持することができます。ですが腸内環境が悪化していれば、免疫機能は当然、低下してしまい、その結果、体は健康な状態を維持できないので、妊娠も成立しにくい環境になります。

さらに、腸内環境が悪化していれば、細胞の代謝も低下するので、冷えやすい体になります。

子宮は腸の前方に位置しており、腸の冷えが子宮の冷えにもつながり、妊娠しにくい子宮になってしまっているおそれがあります。

 

このように不妊症と腸には深い関係があります。

不妊症治療を行うのであれば、同時に、自身の腸内環境を見直すことも大切です。

 

 

妊娠しやすい体を作るために大切なこと キーワードは腸活

 

妊娠しやすい、妊娠しにくい、体質的な問題だと思われていますが、体質は変えることができます。

 

妊娠しやすい体を作るために大切なこと、そのキーワードは腸活にあります。

 

先ほど説明したように、腸内環境と不妊症には深い関係があります

腸が炎症を引き起こすことで、全身に慢性的な炎症を引き起こし、その結果重大な病気を引き起こすことが最新の研究でわかっていますが、それは不妊症にもいえることです。

腸内環境が悪化して、全身に慢性炎症が引き起こされていれば、全身の血液中には、炎症性物資であるプロスタグランジンが増えます。

このプラスラグランジンは、子宮を収縮させ、生理痛などを引き起こす物質として有名です。

子宮に炎症が起きていれば、子宮は正常の機能を果たすことはできず、不妊をおこす可能性も高くなります。

ですから、腸内環境を整えて、腸から引き起こされる慢性炎症を予防することが、妊娠しやすい体への一番の近道だといえます。

 

腸内環境を整えること、つまり腸活が、妊娠しやすい体を作るためには大切なのです。

 

腸内環境を整えるといってもさまざまな方法があります。

まずは、腸内環境を正常化してくれる善玉菌を積極的に摂取することです

善玉菌が腸内で増えてくれることで、腐敗ガスなどを発生させて炎症を起こす悪玉菌の増殖を抑えることができます。

善玉菌を多く含む食品にはヨーグルトや納豆、漬物、味噌などさまざまなものがあります。

1日3食ありますができれば毎食ごとに発酵食品を積極的に取り入れることがおすすめです。

次に大切なのは、善玉菌がしっかりと腸内で増えることです。そのためには善玉菌のエサになる食物繊維やミネラル、オリゴ糖を豊富に含んだ野菜などを積極的に摂取することが大切です。

 

女性の不妊症が近年増加している原因の一つに偏った食生活が指摘されていますが、この偏った食生活によって、悪玉菌が増殖し、腸内環境が悪化していることが、不妊症を引き起こしているのではないかともいわれているのです。

ですから、野菜をしっかりとバランスよく食べて、腸内の善玉菌をしっかりと増やしましょう。

 

このような食生活を心がけることで腸内環境は改善し、不妊症につながる便秘や免疫異常冷え、炎症を予防、改善することが期待できます。

さらに、善玉菌の中には妊娠に必要な栄養素、鉄分を吸収しやすくしてくれる働きをもつものもいますので、妊娠に必要な栄養素をしっかりと体が吸収しやすくなるためにも、腸活をして腸内環境を改善させましょう。

 

不妊は本当に辛いです。ですから、まずは自分でできる、簡単な体質改善、腸活を取り入れてみてくださいね。

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