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腸内環境と今話題の未病の関係性とは???

2016/08/21 健康
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腸内環境を改善することで、健康的な生活を送れ、健康寿命を長くすることが期待できます。そういったことがテレビやインターネットのメディアでも多く取り上げられています。

そんな腸内環境と今、関係性が考えられているのが、未病です

未病とは今、超高齢化社会を迎えた日本で今後重要視される、病気と健康のあり方を見直す、あらたな概念として注目を浴びています。

そんな新たに注目され始めている未病と腸内環境の関係性について、わかりやすくご紹介していきます。

 

健康と病気の間!新しい健康の概念、未病とは??

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そもそも未病とはどういったものなのでしょうか。

未病は元々、中国語で、東洋医学の文言です。 書き下すと「未ダ病ニアラズ」となります。 従って、病気ではないことになります。しかし、「未ダ」と成っていますのでそこには病気を予期している意味が内在しております。

つまり、健康状態ではあるものの、病気に非常に近い体の状態、心の状態を意味するのが未病です

例えば、夏バテという言葉がありますが、夏バテは西洋医学では検査しても、とくに異常ではないです。しかし病気ではないものの、なんとなくだるくて、調子が悪く、この夏バテをきっかけにして、体調を崩し、病気になることはあります。

この状態は確かに病気ではないですが、健康ともいえません。この健康と病気の間のことを未病と考えるのです。

 

未病にはさまざまな状態がある!!!

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例えば、昨日まで元気だったのに、健康診断を受けたら実はがんだったということを聞いたことがあるかと思います。このように病気には自覚症状がある場合と無い場合があります。また、病気であると思いこんで病院に検査をしてもらったものの、全く異常なしと診断されたという話も聞いたことがあると思います。このように、検査結果も出る場合と出ない場合があります。

病気と診断される場合、なにかしろ、検査を行って異常が出た場合に病気と診断されます。ですが、未病の場合は違います。 未病の場合、自覚症状も他覚症状も無く、一応健康であるが、病気に近い健康状態を言います。従って、日本の一般的な医療である、西洋医学では定義できない病気といえます。

未病は東洋的な考え方です。しかし、西洋医学でも、未病という表現はしませんが、健康を維持管理するために、予防医学として注目されています。

未病の伝統的な考え方は、自覚症状があるが検査結果に出ない場合又は検査結果は出るが自覚症状が無い場合の両方をそれぞれ未病と定義しております。

体調が悪化することによって、病院を訪れますが、病気の前兆であり、現代の医療の段階では、今の検査方法ではその病気を予測できないこともあります。もちろん、昔と比べても、医療技術は発達し、病気をかなり前から予測できるようにはなっていますが、いまだに解明されていないことも多い分野が医療なのです。

そういった見落とされがちな状態、未病を改善し、健康な状態に近づけることがこれからの超高齢化社会には重要となります。

 

腸内環境とは?

 

腸内環境は全身に大きな影響を与えるということが近年の研究で証明され始めています。

腸内フローラの細菌たちが、便通をよくして、お腹の調子を整えてくれることは多くの人が昔からご存知かと思います。ヨーグルトや乳酸菌飲料のテレビコマーシャルでもおなじみになっていますし、善玉菌・悪玉菌という言葉もどこかで聞いたことがあると思います。

関連:腸内細菌まとめ|善玉菌、悪玉菌、日和見菌がわかる菌活入門!

 

ところが、それだけではないことが、最近の研究でわかってきています。腸内フローラは全身の健康と美容、日々の暮らしに大きく関わっていることがわかってきたのです。

腸内最近はいわば、「私たちが人生を楽しく快調に生きるために欠かせない最も重要なパートナー」ということです。家族や友人と同じくらい大切にすべきものであり、体の中にいる「もう一人の私」でもあります。

そんな大げさな…と思ったあなた!本当のことを知れば、常識をくつがえされます!

腸内フローラはいろんなテレビやメディアを通じて話題となっていますが、実は毎日のように身近に感じられる場所があります。それは「トイレ」です。

水分を除いた「うんち」のなんと3分の1は腸内細菌でできています。ちなみに残りの3分の2は食べかすと腸の壁がはがれてできたものです。

腸内細菌はお腹の中につねに1~2kgも住んでいて、毎日増殖しているのです。そして増えた分は、うんちとして出ていきます。つまりうんちは腸内フローラの一部というわけです。腸内にそんなたくさんの細菌が住んでいることはわかったけど、それがどうなの?と思った方もいるかもしれません。この「うんち」ですが、健康な腸内フローラを持つ方は、健康な腸内フローラをもったうんちということです。

そのことがわかったある高名な科学者が、ある実験を行いました。それは、腸内細菌(つまりうんち)を移植しました。その結果、抗生物質が効かない重症の感染症患者さんに腸内細菌を移植したところ、効果は絶大で、なんと92%も成功したそうです。便微生物移植という治療方法になるそうです。

薬ではどうしようもなく、助けることができなかった患者さんも、健康な人の腸内細菌を移植することで、健康に回復していく。これが、腸内フローラのすごさです。

また、腸内フローラを変えれば“やせ”体質になれるのです。よく水しか飲んでないのに太る…とかすごく食べてるのに全然太らないあの人がうらやましい!という会話をしませんか。このように「肥満体質」という言葉をよく私たちは使います。同じ量、同じ物を食べているはずなのに、人によって太りやすさが違うことは誰もが実感しているのではないでしょうか。

肥満体質の違いは?と聞くと、腸の吸収効率が違うのではないか、とか基礎代謝が違うといった理由をよく耳にします。遺伝かな?と考える方もいらっしゃるでしょう。

ところが、世界的な科学雑誌「サイエンス」にて、2013年9月、「腸内フローラの乱れが肥満体質の原因となる」という衝撃的な事実が掲載されました。

じつは、前から、太っている人と、やせている人は腸内フローラが異なるということは、たびたび発表されてきたのですが、この研究によって腸内フローラが肥満の原因になることが証明されました。詳細はまた後述しましが、やせている人には、肥満を防ぐ腸内細菌が存在します。腸内細菌たちは、腸の中でそれぞれの役割、仕事をしています。やせている人の腸内フローラには、脂肪が過剰にたまるのを防ぐ物質を作っています

やせている人の腸内フローラには、この脂肪が過剰にたまるのを防ぐ物質を作っているため、太ることがないのです。このように腸内フローラには、健康はもちろん、美容にとっても大切なダイエットに大きく関係するのです

 

腸内環境と未病の関係

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病気は発症していないものの、調子がなんとなく悪い、それが未病です。

腸内環境も未病は深く関係しています

腸内環境は、先ほど説明したように、健康や美肌、全身に影響を与えます。これは腸になんと約7割の免疫細胞が集合しているということに関係します。

健康という言葉を言い換えると、「免疫が強い」ということになります

体の免疫細胞は日々、病原菌と戦いを繰り返しています。免疫細胞が戦って、優勢であればとくに体に不調を感じることはありませんが、免疫細胞が病原菌と戦って、劣勢であれば、体は免疫細胞をサポートします。つまり体調に少し違和感を覚えます。

この体調に違和感を覚えているこの状態が未病ということです。

ここで、免疫細胞が病原菌に勝つことができれば、健康な状態に戻れますが、残念ながら負けてしまうと、病気を発症して、不健康な状態になります。

この免疫細胞のほとんどが腸に存在します。つまり腸内環境が悪化していれば、免疫細胞はその能力が低下して、戦う力も弱まりますが、腸内環境が改善されていて、腸が健康であれば、免疫細胞は活発に活動することができ、病原菌をやっつけることができます。

つまり、腸内環境が良好な人は未病の状態になることは少なく、一方で腸内環境が悪化している人は、未病になりやすく、なんとなく体調が悪いという状態になりやすいということがいえます。

 

 

腸内環境は、健康寿命を伸ばす

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腸内細菌は、善玉菌と悪玉菌があり、体にプラスに働くかマイナスに働くかで決まってきます。もうひとつ中間的な日和見菌という善玉と悪玉の優勢な方に味方する菌に分けられます。腸内細菌の理想的な割合は、善玉菌20%、悪玉菌10%、日和見菌70%といわれています。

関連:腸内細菌まとめ|善玉菌、悪玉菌、日和見菌がわかる菌活入門!

 

しかし、疲労やストレス、睡眠不足で腸内細菌のバランスが崩れてしまいます

悪玉菌が増えると健康や肌荒れ、美容などにも悪影響を及ぼすことが明らかになっています。最新の研究で肥満や糖尿病などの生活習慣病と深く関連していることが解明されてきました。

腸内フローラで腸内環境を整えることは健康長寿の基本となります。免疫力アップ、美肌効果、ダイエット効果など身体に関する様々なことに関与しています。

健康寿命を延ばし、未病を健康な状態へ、病気を発症させないために、腸内フローラをつねに、健康な腸内フローラに維持することが大切です

 

腸内フローラを整えてくれる食べ物があります。

腸内フローラの環境を改善したい場合、食材を選ぶポイントがあります。それは、1つの食材に偏らずに日常生活の食事にうまく取り入れることが効果的なのです。

発酵食品(ヨーグルト・納豆・味噌・漬物)は腸内に元々棲む善玉菌を活性化する働きがあります。食物繊維(野菜や海藻)は善玉菌のエサとなり腸内の善玉菌を増やす働きをします。そして、オリゴ糖(バナナや大豆)は胃や小腸で吸収されず大腸まで達してビフィズス菌のエサになります。このように腸内細菌を活発化してくれる食材を一種類ではなく、バランスよく食べることが健康な腸内フローラに変化してくれるのです。

関連:腸内環境を整える!腸に良い食べ物13選!

 

未病を病気にさせないために、日頃から食事のバランスを考えて健康な腸内フローラを維持しましょう。

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