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便秘の原因や種類とその原因にあった改善方法まとめ

2016/08/18 便秘
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便秘というと便が出ない状態というのはわかっていても、便秘の原因やその種類まで理解しているという人は少ないと思います。また便秘を改善するために乳酸菌を摂取する!というのが一般的な改善方法ですが、実は便秘の種類にあった改善方法を行わないと、便秘は改善しません。

そんな実は知られていない便秘の種類とその種類にあった改善法をご紹介します。

 

便秘の種類・症状

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便秘といっても、その原因や症状は実は種類があります。

日頃の生活習慣が影響する便秘や、実は便秘の背後に重大な命を危険に冒す病気が原因の便秘まで、種類は本当にさまざまです。命にかかわる便秘あるので、放置すると、危険です。

自己流で便秘対策をする前に、便秘の種類とそれぞれの特徴を知り、適切に対処するようにしましょう。

便秘は、おもに機能性便秘と器質性便秘の2種類に大別することができます

 

機能性便秘とは???

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機能性便秘は、病気が関係ない、主に生活習慣や日々の食生活が原因による便秘です。便秘というと、一般的にはこの機能性便秘のことをさす場合がほとんどです。したがって生活習慣や食生活を改善することで、改善が期待できる便秘です

さらに機能性便秘には3つの種類があります。 

 

弛緩性(しかんせい)便秘

弛緩性(しかんせい)便秘は最も代表的な便秘の1つです。大腸の筋肉のゆるみが原因とされています。便を押し出す力が弱ってしまっており、女性や高齢者に多い便秘です。日本人に最も多く、男性でも運動不足の人に多く発生します。

弛緩性便秘の主な症状として、黒っぽくコロコロした便というものがあります。これは、水分が失われるため、硬くコロコロとした便になります。苦労しないと排便ができない上に、せっかく便が出てもあまりすっきりせず、残便感があります。

また、お腹が張るという症状もあります。腸内に便が溜まると、悪玉菌が増えて、有害なガスが発生します。排便がなく、便が詰まるとガスも溜まってしまい、お腹は張るばかりです。

お腹の張りが大きくなると、食欲にも影響を及ぼしかねません。お腹が張っているのに排便できないという状態ではストレスも大きくなり、精神面にも悪影響が出ることがあります。

さらに肌荒れも症状として起こってきます。慢性的な便秘状態では、腸内の善玉菌が減少し、悪玉菌が増加します。そうなると、悪玉菌が排出した毒素は、血液やリンパを介して体中に運ばれてしまいます。そして肌代謝に影響し、肌荒れを引き起こします。

弛緩性便秘の主な原因としては大腸を動かす筋力の低下、内臓の垂れ下がり、無理なダイエットなどがあります。女性は無理なダイエットによってこの弛緩性便秘に悩まされているという人も多いです。他にも、便の水分不足も原因の1つです。

 

痙攣(けいれん)性便秘

痙攣(けいれん)性便秘はストレスに起因することの多い便秘で、自律神経の乱れから大腸が正常に働かなくなり、便を押し出すための運動が激しくなりすぎて、痙攣したような状態となるものです。痙攣(けいれん)性便秘はストレスから発生しやすい便秘と言われています。

ストレス社会に生きている現代人が陥りやすい便秘の1つです。

痙攣性便秘には特徴的な症状があります。まず、便秘と下痢が交互に起こりやすいということです。腸の機能が活発になりすぎて、消化と吸収のバランスがとれておらず、腸の運動が正常でなくなっていますさらに、下腹部に痛みを伴うという特徴的な症状があります大腸の過剰な運動が原因で、下腹部の痛みが強くなってしまいます。

また、硬くコロコロした便の場合が多いという症状があります。便がうまく運ばれないため、便秘の時は硬くコロコロとした便になりやすく、排便後も残便感を感じることが多い傾向があります。

痙攣性便秘の主な原因として精神的ストレスがあげられます。過度なストレスは、交感神経と副交感神経のバランスを崩します。神経のバランスが崩れることによって腸の運動が乱れてしまいます。

さらにこの痙攣性便秘が悪化すると、過敏性大腸炎を引き起こしてしまうこともあります。やっかいなことに検査で過敏性大腸炎はわからないので、どうしてお腹がいたくなるのかわからず悩んでいる人が多いです。

また、痙攣性便秘の原因に食物繊維の過剰摂取があります。

便通を良くする食べ物というと、まず誰もが思い浮かぶのが食物繊維ですが、実はこの食物繊維が痙攣性便秘を悪化させています。この食物繊維を摂取して効果があるのは、腸の動きが低下してしまっている弛緩性便秘です。

痙攣性便秘は、弛緩性便秘とは逆に大腸が過剰に働いてしまう便秘ですので、余計に痙攣させることとなり逆効果です。

便秘薬や下剤の使用も痙攣性便秘の原因になります

 

直腸性便秘とは

直腸性便秘は便が直腸まで運ばれてきているのに、肛門付近の問題によってうまく排便できないことから発生する便秘です。直腸性便秘を改善するには、肛門の機能障害を取り除く必要があります。

直腸性便秘に特徴的な症状として、便意をあまり感じないというものがあります

通常、便が直腸に到達すると、直腸の神経が刺激され、それが大脳に伝わることで便意が発生します。しかし、直腸性便秘の方は、肛門に便がきていてもセンサーが弱くなっており、便意を感じなくなってしまっている場合があります。直腸に長く便が溜まっていると、水分を奪われて便は硬くなります。そして余計に排便が困難になるとうい悪循環に陥ります。

さらに直腸性便秘は排便時に痛みや違和感があるといった症状があります。便意を感じても、痔などが原因で痛みを感じたり、肛門が狭く違和感があったりすると、うまく排便することができず、便秘になってしまうことがあります。

この状態が長く続くと、上述のように肛門付近のセンサーが鈍くなり、便がきていても便意を感じないようになって便秘が慢性化することがあります。また直腸性便秘は、排便するのに非常に時間がかかってしまいます。

自分では思い切りいきんでいるつもりでも、顔だけが赤くなってお腹に十分に力が入らず、腹圧は高くならないのは、典型的な症状といえます。また便の水分量が減少してしまっているので、便が非常に硬くなるという特徴があります。どのタイプの便秘でも便は硬くなりますが、他のタイプと比較しても、特に硬くなってしまうのが直腸性便秘の特徴です

これは、水分が少なくなる排便直前の状態に達してから便秘状態となるためで、便は太く硬くなります。そして、直腸性便秘は便秘薬をのむと下痢をしてしまいます。

なぜかというと、直腸性便秘は、大腸に問題があるわけではないため、ぜんどう運動を促すなどの効果がある他の便秘タイプ向けの便秘薬をのむと下痢をしてしまいます。便秘薬は木尾本的に弛緩性便秘には効果があるものの、直腸性便秘には意味がほとんどありません。

直腸性便秘の主な原因として、便意を我慢することが習慣化しているということがあります。日頃から便意を我慢することが多い人は、直腸性便秘になりやすくなります。仕事や職場の都合でなかなか排便ができなかったり、若い女性であれば恥ずかしさから便意を我慢してしまうということは少なくないでしょう。

しかし、あまりにも日常的に便意の我慢を続けていると、次第に直腸の神経は刺激されている状態に慣れてしまいます。すると脳も「排便しろ」という命令を出すことがなくなるため、便意そのものを感じなくなります。

また、直腸性便秘は痔や直腸瘤など、肛門付近に問題が原因で起こっていることがあります。痔を患っている人の中にも、直腸性便秘に悩まされている人が多くいます。痔になると排便時に痛みがあるため、ついつい我慢して排便回数を少なく抑えようとしてしまいがちです。我慢の結果、直腸性便秘になってしまうというわけです。

また、女性の場合、いきむことによって、直腸が膣(ちつ)側にふくらむ「直腸瘤」と呼ばれる症状が発生することがあります。このような場合に深刻なのが、便秘になるとなおさら便が太く硬くなるため、痔や直腸瘤などの肛門付近の問題がいっそう悪化することにも繋がってしまうということです。

また、直腸性便秘が原因で痔を発症したという場合もあります。悪化するからまた排便を我慢し、また直腸性便秘が悪化するという悪循環に陥りがちです。さらに直腸性便秘はいきむ際に肛門を締めてしまう癖がある人に多いです。

通常は、便意をもよおしていきむと、下腹部は腹圧が上がりますが、肛門の筋肉はゆるみます。しかし、自然に排便するのではなく、意識的に力を入れて便を出そうとする時に、肛門にも力が入る癖があると、いきめばいきむほど肛門が締り、便が出にくくなってしまいます。

また、無理やり固い便を排便することで肛門が傷つくなどして痛みを感じるようになり、より悪化する場合があります。

直腸性便秘の原因に老化もあります。高齢者や寝たきりの生活をしている方に直腸性便秘が多いのも、便意をもよおす神経の働きが鈍るためです。ただし、こちらは我慢をしているからではなく、主に老化によるものです。人間は年をとると、息切れしやすくなったり体が思うように動かなくなったりなど、肉体の機能が弱ってきます。同じように、神経系統も次第に鈍くなってしまいます。

 

器質性便秘とは???

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器質性便秘は、腸や胃、肛門といったほかの器官の疾患に由来する便秘です。機能性便秘のような生活習慣によるものではないため、長期化すると命に危険が及ぶ場合もあります

症状は、原因となっている病気によって異なりますが、便秘に伴って血便や嘔吐、激烈な腹痛などが発生します。これらの症状が見られる場合には、一刻も早く病院へ行って診察してもらう必要があります。

器質性便秘には、主に慢性便秘と急性便秘の2つがあります。

 

慢性便秘

単に「便秘」といった場合は、この慢性便秘のことを指すのが普通です。医学的に厳密な定義はありませんが、「週に2日以上排便がない」状態が1か月以上続くと、慢性便秘だとされます

 

急性便秘

急性便秘は一過性便秘とも呼ばれ、旅行や生活環境の変化などでごく短期間だけ便秘の症状が現れます

 

対処方法

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弛緩性便秘の場合は食生活を改善し、食物繊維を積極的にとることが大切です。また善玉菌を摂取して、腸内環境を改善することで改善できます。

関連:善玉菌の基礎知識と腸内環境を改善する役割まとめ

 

痙攣性便秘の場合は、ストレスによって起こっていることがほとんどです。ですからストレスを軽減し、自律神経のバランスを正常に戻すことが大切です。

また、食物繊維を控え、腸内環境を整える味噌や納豆などの発酵食品を摂取して腸内環境を整えることで改善が期待できます。

関連:腸内環境を整える!腸に良い食べ物13選!

 

直腸性便秘の場合は便意を我慢しないことが重要です。また腸の神経の働きが鈍くなっているので、腸マッサージをして腸を刺激し、排便を促すことで改善が期待できます。

関連:腸もみマッサージのやり方をマスターして便秘改善・ダイエットに生かそう

 

ぜひ、自分の便秘の種類がどのようなものかを確認し、それぞれの種類にあった改善法を実施してください。

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