1. TOP
  2. 何故か痩せない人必見。ダイエット失敗の原因は腸にあり!

何故か痩せない人必見。ダイエット失敗の原因は腸にあり!

2016/07/02 ダイエット
この記事は約 8 分で読めます。

友人でも職場の人でも、よく食べるのに全然太らないという人がいませんか。逆に、自分は全然食べていないのにすぐに太るという人もいます。太りやすい人が一生懸命いつもダイエットにチャレンジするものの、何故か痩せない、どうして?と思ったことのある人も多いかと思います。

どうしていつもダイエットに失敗してしまうのでしょうか。一方で、ダイエットなんてしたこともないくらい、痩せ体質の人がいるのも事実です。ダイエットをいつも失敗している人にはかなりうらやましい話ですよね。そんな何故か痩せない人のダイエットの失敗の原因は、腸にあるかもしれません。最新の研究でわかった腸と「肥満」「やせ」の関係について詳しくご紹介します。

 

腸内フローラしだいで、「やせ」にも「肥満」にもなる!?

undou (8)

 

普段の生活の中でも、やせ体質であったり、肥満体質であるということを自覚しているという人は多いかと思います。その原因は今まで、遺伝であったり、基礎代謝の問題ではないかと言われてきましたが、イマイチ確証はありませんでした。しかし、2013年9月、世界に衝撃の走る研究結果が報告されました。

それは、

腸内フローラの乱れが肥満体質の原因になる

というもの。しかも世界的な科学雑誌、サイエンスに掲載されたのですから、科学者たちも大変驚きでした。

そもそも、この研究結果が発表される以前から、肥満の人と、やせ体質の人とでは、腸内フローラには違いがあるということが数多く報告されていました。でも違いがあることがわかっただけで、その違いが肥満の原因なのか、それとも、肥満になった結果なのかということはわかっていませんでした。

ところが、この最新の研究では、「腸内フローラが肥満の原因になる」ということを科学的に証明したのです。ですから、肥満の人で、ダイエットにいつも失敗してしまう人も、肥満の原因である、腸内フローラを改善すれば、ダイエットを成功へと導くことができるのです。

 

腸内細菌は肥満の原因になる!!!

chou (11)

 

最新の研究によると、肥満の腸内フローラを持ったマウスと、やせフローラをもったマウス、2つのグループをおよそ1か月同じエサと運動量で育てた結果、やせフローラをもったマウスは特に変化がなかったものの、肥満フローラをもったマウスは、脂肪がどんどん増えて、太ってしまったのです。

つまり、同じ食事、同じ運動量でも腸内フローラ次第で太ってしまうということが証明されたのです。この研究によって腸内フローラが、肥満の体質の原因であることが科学的に証明されました。ですから、太りやすい人は、肥満の腸内フローラをもっており、やせの腸内フローラを手に入れることができれば、ダイエットを成功させることができます

関連:健康・美容のために必ず知っておくべき「腸内フローラ」入門

 

肥満を防ぐ【腸内細菌】がいる!!!

food (7)

 

最新の研究結果で腸内フローラが肥満の原因になることが証明されましたが、どうして、腸内フローラが肥満の原因になってしまうのでしょうか。やせの腸内フローラは生まれつきなのか、それとも、改善することはできるのでしょうか。

結論から言いますと、肥満の腸内フローラをやせの腸内フローラに変えることは可能です。どうやって変えるかはまた最後に書かせてもらいますが、まずは肥満の人の腸内フローラでは何が起きているのか簡単に説明しましょう。

肥満の人の腸内フローラには、肥満を防ぐ腸内細菌がいません。肥満の腸内フローラでは、主にバクテロイドスというグループに属する数種類の菌の数が極端に少ないということがわかっています。そしてこれらの細菌を外部から与えることによって、肥満体質が改善することがわかっています。もともとバクテロイドスというグループの細菌は私たちを肥満から守る役割を担っています。

しかし、バクテロイドスというグループの細菌が少なくなると、肥満の腸内フローラへと変化し、痩せにくくなります。腸内細菌たちは、腸のなかでさまざまな働きをしているのですが、その仕事をする腸内細菌が減少すれば、その仕事は成り立たなくなります。

つまり肥満を予防する働きができなくなり、肥満体質になってしまうのです。

 

天然のやせ薬「短鎖脂肪酸」とは???

 

では肥満を予防する腸内細菌はどのようにして、私たち人間の肥満を予防してくれるのでしょうか。

肥満を予防してくれる腸内細菌は、「短鎖脂肪酸」という物質を作って、私たち人間の肥満を予防してくれています。この短鎖脂肪酸は、いわば「天然のやせ薬」とも言われています。この短鎖脂肪酸とはどんな物質なのでしょうか。

肥満は、脂肪細胞という細胞が、内部に脂肪の粒を蓄え、肥大化することでおきます。もしものときに備えてエネルギー減を蓄えておくのが脂肪細胞の役割です。この脂肪細胞は放置すると、血液中の栄養をどんどん取り込みつづけ、肥大化していきます。この脂肪細胞の暴走にブレーキをかけるのが短鎖脂肪酸というわけです

私たちが食事をすると、食べ物は胃で消化され、腸へと運ばれてきます。こうした食べ物をバクテロイドスというグループの細菌が分解して、短鎖脂肪酸を作ります。そして、短鎖脂肪酸は他の栄養分とともに、腸へと吸収され、血液中に入って全身へと運ばれます。最終的に、脂肪細胞へとたどり着きます。

実は脂肪細胞には、短鎖脂肪酸を感知するセンサーがついています。このセンサーが短鎖脂肪酸を感知すると、細胞は栄養分の取り込みをストップします。そして脂肪細胞の暴走を止めてくれるのです。

つまり、短鎖脂肪酸は、「脂肪が過剰にたまる」のを防いでくれます

さらに、短鎖脂肪酸の働きはこれだけではありません。自律神経のなかの、交感神経にも短鎖脂肪酸を感知するセンサーがあります。交感神経が短鎖脂肪酸を感知すると、全身の代謝をアップさせます。例えば、心拍数を上昇させたり、体温を上昇させてくれます。あまった栄養分を燃やして消費させてくれます。

ですから

短鎖脂肪酸は脂肪の蓄積を抑え、消費を増やすという両面から、肥満を防ぐ働きをしている」

のです。

やせ体質の腸内フローラでは、私たちが食事をするたびに、腸内細菌たちが、短鎖脂肪酸を作り出し、全身の細胞に対して、「しっかりと栄養は摂取したからこれ以上、栄養をためこむのはやめて!!」とシグナルを発信してくれます。

ところが、肥満の人の腸内細菌では、バクテロイドスというグループの細菌が減少しており、短鎖脂肪酸を作る能力が下がっています。そのため食事をしても、肥満のブレーキとなる短鎖脂肪酸が十分に作られないので、栄養分だけが血液中をまわります。そして脂肪細胞がどんどん肥大化して、結果として肥満になってしまいます。

これが「肥満フローラ」の原因というわけです。

 

短鎖脂肪酸を積極的に摂取したい!!!どうすれば???

 

短鎖脂肪酸は酢酸、酪酸、プロピオン酸という3つの物質の総称です。

すべてに共通する働きもあれば、1つひとつ固有の働きもあります。このうち天然のやせ薬として効果が認められたのは酢酸であり、そう「お酢」というわけです。ですから、毎日お酢を飲めばダイエット効果が期待できるというわけです。

しかし、これには1つ落とし穴があります。酢酸、つまりお酢は血液中に入ったあと、すぐに分解されてしまいます。そのためお酢を飲んでも効果は一時的です。

一方、腸内細菌は腸の中に食べ物があるかぎり、ずっと短鎖脂肪酸を作りつづけてくれます。そのため血中濃度が維持されるので、ダイエット効果が持続してくれるのです。ですから、短鎖脂肪酸は「腸内細菌がつくってくれる」のが1番なのです。

ただ、お酢を毎日飲めばいいのでは??と思う人もいるかもしれません。しかし毎日お酢を飲むと、歯に負担がかかり、歯がボロボロになってしまいます。健康は体全体が健康でなくてはいけません。せっかく痩せても、歯がボロボロになってしまっては普段の食事を全く楽しめなくなってしまいます。

腸内細菌が短鎖脂肪酸を作ってくれれば、歯への心配もなく、ダイエット効果が得られるのです。

 

ダイエットを成功させるための方法とは??

shutterstock_143933554

 

では、ダイエットを成功させるために、肥満の腸内フローラを、やせ体質の腸内フローラへと変える方法とはどういったものなのでしょうか。最も大切なポイントは、

腸内細菌にエサを与える

ということです。私たちの食事は腸内細菌にとっても大切なエサです。とくにバクテロイドスという短鎖脂肪酸を作るグループの細菌は「食物繊維」をエサとして生きています。

食物繊維のほとんどは、私たち人間は消化できません。しかし、短鎖脂肪酸を作る腸内細菌は、食物繊維を食べて、短鎖脂肪酸を作ります。ですから、偏った食生活で、食物繊維が不足すると、それをエサにしている細菌たちはどんどん減少してしまいます。これが肥満フローラになってしまう原因です。

食物繊維といえば、野菜などに多く含まれていて、便通を改善する効果がある、という話は聞いたことがあるかと思います。実は腸内フローラにも大きな影響を与えています。

つまり

「ダイエットをしたい人は野菜を多めに食べれば肥満フローラをやせフローラにかえていける」

ということです。

実際の研究でも、もともと肥満フローラの人を対象に1か月にわたって、食事療法を実施したところ、肥満フローラが、徐々にやせフローラへと近づくことを確かめました。

個人差はありますが、腸内フローラの変化はすでに24時間後には開始されており、2週間、食生活に気をつければ短鎖脂肪酸の生産量がアップし、やせ体質へと変化することができます

よくダイエットをスタートするときに食事制限をしますが、腸内フローラという別の観点から見てみると、「単に偏った食生活をやめることがダイエット成功への1番のカギ」ということは一目瞭然です。

いつもダイエットが失敗しがちなあなたも、腸内フローラを変えれば、きっとダイエットも成功してくれます。

ぜひ、食生活を見直して、腸内フローラを改善してやせ体質へ変わりましょう。

\ SNSでシェアしよう! /

注目記事を受け取ろう

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

の人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

ライター紹介

編集長

編集長

この人が書いた記事

  • chou (7)

    新発想!腸に注目した最新の妊活用善玉菌育菌サプリ スルーラがすごい!

  • 腸内環境と不妊症の関係とは?妊娠しやすい体を作る腸活入門

  • food (9)

    酵素ドリンクが腸にいい5つの理由

  • NO IMAGE

    ケフィアとは?ヨーグルトとは違うの??

関連記事

  • food (17)

    青汁販売の王道、やわたの青汁は酵素がすごい!

  • 80b2916e31bc53122a7337ce8c2462dd_m

    腸もみマッサージのやり方をマスターして便秘改善・ダイエットに生かそう

  • nagatomo

    サッカー長友選手も実践するケトン体ダイエットとは?

  • food (9)

    酵素ドリンクが腸にいい5つの理由

  • ebbf820d0d8d270e42a46be9fae08267_m

    腸内洗浄(デトックス)とは?便秘に効果的な方法

  • 270278b245e5b080c71ae270cd1df353_m

    腸活ダイエットで3~5kg痩せる!腸内フローラを変えてやせ体質になろう!