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ヨーグルトは腸内フローラを刺激する!?ヨーグルトが腸にいい理由!

2016/06/04 知識
この記事は約 8 分で読めます。

便秘を改善したいと思ったらまず真っ先に思い浮かぶのはやはりヨーグルトではないでしょうか。ヨーグルトは日本では根強い人気があり、テレビコマーシャルでも、乳酸菌が腸まで生きて届いて、腸内環境を改善するとよく宣伝しているのをよく目にします。そんなヨーグルトは本当に腸にとっていい食品なのでしょうか。そんなヨーグルトが腸にいい理由をご紹介していきます。

 

ヨーグルトは、腸内フローラを刺激する!!!

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ヨーグルトは、善玉菌である乳酸菌が含まれている発酵食品です。そのため、ヨーグルトを食べることによって腸内に住み着いている細菌たちを刺激してくれます。特に乳酸菌の仲間が自分の腸内に同じ種類、系統の善玉菌が住み着いていれば、お互いに活性化して、腸内の善玉菌を増やしてくれます。この善玉菌を増やしてくれることによって、ヨーグルトは健康はもちろん、美容にも効果がある食品として有名です。さらにヨーグルトには様々な種類がありますが、共通した効果があります。

ヨーグルトの効果として、

  • 便秘改善
  • ニキビ、肌荒れを改善して美肌効果
  • 生活習慣病の予防
  • 骨を強くする
  • 精神の安定(イライラ予防)
  • 筋肉のもととなる
  • ウイルス、細菌の免疫力向上
  • 脂肪燃焼促進効果

 

があげられます。便秘の改善は善玉菌を摂取することによって、腸内環境を改善することができ、正常な便通へと導いてくれるからです。また便通が改善すれば、悪玉菌が腸の内容物を腐敗させ、有害なガスを発生させるということも少なくなるので、吹き出物やニキビといった肌荒れを改善する効果も期待できるのです。

さらに、腸内の善玉菌を増やすことによって、糖尿病といった病気などを予防する物質を善玉菌が作り出して、健康へと導き、結果的に生活習慣病を予防してくれることも期待できます。さらにヨーグルトは他の発酵食品とは異なり、牛乳を発酵させて作られた発酵食品です。そのため、牛乳のカルシウムを牛乳以上に含んでいます。カルシウムが骨を強くし、特に閉経後の女性に多い、骨粗しょう症を予防する効果があるといわれています。

さらに、最新の研究で、うつ病予防にも腸内環境が非常に深い関係があることが判明しています。というのも、脳と腸というのは、迷走神経という神経でつながっています。この迷走神経は自律神経の一種であり、私たちが意識していないところで、様々な体の機能を調整しています。特に、気分や感情といったものに強い影響をもっています。うつ病の治療に迷走神経刺激療法というものがありますが、これは、人為的に迷走神経を刺激し、落ち込んだ気持ちをやわらげる治療方法です。そんな迷走神経で腸と脳はつながっています。つまり腸には脳と同じくらいの神経細胞をもっているのです。

そして腸内細菌には神経細胞を刺激する能力が、最新の研究によってわかってきました。神経細胞は刺激を受け取ったり、その信号を伝達するときにある種の神経伝達物質を放出します、そして腸内最近はこれらの神経伝達物質を作ることが明らかになっています。したがってヨーグルトに含まれる善玉菌たちが、腸内で活発になれば、腸内細菌は、脳に対して話しかけて、うつ病を改善してくれるのです。

また、ヨーグルトは牛乳から作られる発酵食品であるため、良質なたんぱく質を多く含んでいます。そのため、筋肉を作るために必要な栄養素を豊富に含んでいるといえます。ダイエット中は、カロリー制限をしてしまいがちですが、ヨーグルトを普段の食事に補助食品として食べるだけで、しっかりと筋肉も作られ、健康的に痩せることをサポートしてくれます。こういったことから、健康的に痩せるダイエット食品としてもヨーグルトは大変人気です。

さらに、腸内環境を改善し、善玉菌が活発化して、増えてくれることによって、免疫細胞が活性化して免疫力をアップさせてくれます。さらに免疫反応の中に花粉症といったアレルギー反応がありますが、これは過剰な免疫応答のことを意味します。この過剰な反応をコントロールする細胞をなんと善玉菌がコントロールしていることも最新の研究でわかっています。つまりヨーグルトを食べて、善玉菌を増やし活発化すれば、免疫力もアップし、さらに過剰なアレルギー反応も抑えることが期待できます

また、善玉菌の中には、腸の内容物を発酵させるときに、体にとって有益な物質を作る善玉菌がいます。よくヨーグルトでも中性脂肪を燃やすといった働きがあるヨーグルトがありますが、このヨーグルトに含まれる乳酸菌が作る物質が、体に過剰に脂肪を取り込むことを抑える働きがあります。このように乳酸菌には、体にとって有益な物質を作り出して、ダイエット効果が期待できる乳酸菌を含むヨーグルトがあります。様々なヨーグルトがありますが、こういった体にいい効果がヨーグルトにはあるのです。

 

生きたまま乳酸菌が腸に届くヨーグルトの方がいいの???

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さて、よくテレビコマーシャルで耳にすることがあるフレーズがあります。

「生きたまま乳酸菌が腸に届く!」

このフレーズから思うことは、せっかくヨーグルトを食べても、胃酸で乳酸菌がほとんど死んでしまって、腸には届かないということです。よく、ヨーグルトを食べても、乳酸菌が胃酸で死んでしまって、腸まで届かないので、善玉菌も増えず、健康にあまり効果がないのでは?と思う方がいます。しかしそれは違います。

実は乳酸菌は生きて腸に届く必要はありません。

かなり驚く方もいるかもしれませんが、乳酸菌が胃酸で全部死滅してしまっても、その死骸は腸にまで届きます。死んでしまった善玉菌には、菌体に自分たちの仲間を増やす因子がでています。そのため、腸内に同じ善玉菌の仲間がいれば、その自分たちの仲間を増やす因子が働きかけて、お腹の善玉菌を増やしてくれるのです。したがって菌が生きているかどうかは実は重要ではなく、乳酸菌を含んだ溶液を腸に届けて、体の腸内フローラに刺激を与えることです。

また、生きたまま腸に届いても、いずれ腸から排除されてしまいます。この菌を通過菌とよびます。自分の腸に生きたまま菌が届けられても、その仲間がいなければ、腸内で増えて、活発化することができません。もちろん、腸内に同じ仲間がいれば、お互いを活性化して増えることができ、定着しますが、この場合も先ほど説明したように、生きたまま腸内に届く必要は特にないのです。

 

ヨーグルトは腸内フローラを刺激する!でも万能食品ではない!

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ここまでの解説では、ヨーグルトはかなり万能食品なような気がしてきますが、残念ながら、ヨーグルトは万能ではありません。確かにヨーグルトを食べることによって腸内フローラを刺激することができ、すでに体の中にいる乳酸菌を刺激して、働きを活発化することはでき、善玉菌優勢に腸内環境を改善できます。ですが、その腸内環境の良好さというのは、たった1日限りの腸内環境であり、持続性を願うのであれば、1日に500mlのヨーグルトを毎日摂取する必要があります。つまり、ヨーグルトさえ食べていれば、腸内環境が完全に整うというのは間違いです。ヨーグルトは腸内環境を完全に整えてくれる万能食品ではないのです。

関連:腸内環境を整える!腸に良い食べ物13選!

 

第一に大切なのは、普段食べる食事です。肉ばかりの偏った食生活にヨーグルトを加えたところで、ほとんど効果がありません。食物繊維をしっかりと摂取できるバランスのとれた食事をしてこそ、ヨーグルトは、はじめてその効果を発揮するのです。 

 

ヨーグルトの効果的な食べ方

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ヨーグルトに含まれる乳酸菌には様々な種類がありますが、様々な機能をもった乳酸菌は残念ながら、一度食べただけでは、定着することはなく、腸内に仲間がいなければそのまま通過して、外へ排出されてしまします。ですから、自分の腸内にしっかりと仲間がいるかどうか判断するのは、同じヨーグルトを2週間食べ続ける必要があります。その機能をもつ乳酸菌を含んだヨーグルトが自分の中に存在する乳酸菌の働きを助けてくれるまで2週間必要ですが、しっかりと効果を感じることができたなら、そのヨーグルトはあなたの腸内フローラを活発化させて、健康へと導いてくれます。

またヨーグルトは便通改善のことを考えると朝食べたほうがいいという研究結果があります。 どの時間帯に食べても結局は同様の便秘解消効果があるのですが、一般的に朝に排便の習慣があるため、その効果を得られやすいのが朝食べるということになります。

しかし、夜に食べると以下のようなメリットがあります。

・リラックス効果(熟睡効果)

カルシウムにはリラックス効果があるので、寝る2時間前程にヨーグルトを食べることで熟睡できるようになります。

・骨の形成促進

就寝中に骨の形成が行われるので、寝る前にカルシウムを摂ることが勧められています。

・二日酔いの防止

寝る前にヨーグルトを食べて腸内環境を整えると、肝臓の負担が減り、結果的に二日酔いの防止になります。実際にブルガリアでは二日酔い防止のためにヨーグルトを摂取する習慣があるそうです。

 

 

でも、ヨーグルトは食べ過ぎ注意!!!

 

ヨーグルトは健康にとっていい食品ですが、注意しないといけないのが“食べ過ぎ”です。

ヨーグルトは割と低カロリーで、100g当たり40~60キロカロリーものため、食べすぎで太るというのは考えにくいのです。しかし、ヨーグルトを食べ過ぎると、腸の刺激が強すぎて、かえって下痢になってしまう可能性があります。

前述したようにしっかりとヨーグルトだけで効果を得たいなら毎日500mlを毎日食べる必要がありますが、あくまでもヨーグルトは補助食品です。ですので、毎日食べるのはおすすめですが、1日に食べる量は100グラム程度がおすすめです。もちろん個人差がありますので、個人で量は調整しましょう。

 

ヨーグルトは腸内環境を改善して、健康へと導いてくれますが、万能食品ではなく、あくまでも健康補助食品ということをしっかりと認識しておきましょう。

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