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気になるにおい!?腸と口臭の意外な関係

2016/05/04 美容
この記事は約 8 分で読めます。
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お口からおいしい食べ物を食べて、便として排出するというのが人間の正常な機能の一つです。しかし、その一連の動きに問題があると、入り口であるお口にトラブルが起きることがあります。毎日毎日しっかりと歯磨きをしているのに、なかなか口臭が改善しないという方は、もしかしたら、腸内環境が原因かもしれません。どうして、腸内環境が悪化すると口臭がするのか。その原因や解消方法について詳しくご紹介していきましょう。

 

口臭の原因の8割は、お口のトラブル!!!

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お口の嫌な臭いがすると、人と話すのも嫌になって、コミュニケーションにも問題が出てきます。それほど、口臭は深刻な悩みの一つですが、口臭にはその臭いの原因があります。口臭の原因には、アルコールなどのお酒、たばこといったものがありますが、実は、原因のほとんどが、歯周病や虫歯などのお口の健康トラブルなのです

歯を磨いていないと、歯周病菌がお口の中で大量に発生して、硫化水素などの毒素を発生させます。そして、嫌な臭いを発生させて、人に不快な思いをさせてしまします。また、歯に穴があく虫歯も臭いを発生させる原因の一つです。こういった口臭は歯医者さんにいって、専門の治療を受けることで、ほとんどが改善します。

また、口臭の中には、糖尿病や腎臓の病気のせいで、口臭が発生することがあります。歯医者さんでの口臭治療を受けたにも関わらず、臭いが改善しない場合は、糖尿病や腎臓病が隠れていることがあるので、そういった場合は、原因の病気を治療することが口臭を改善することができます。

今まで説明してきたのが、病的口臭というものです。これらは歯周病や虫歯などの病気が原因で起こる口臭ですから、病気を治療すれば、口臭が改善します。

一方、生理的口臭というものがあります。これはおなかがへっているときや、ストレスを感じているときには唾液の分泌量が減少します。そのため、ガスが唾液に溶けないので、口臭が発生することがあります。これは健康な人でもおきる口臭であり、一時的なものなので問題はありません。すぐにご飯が食べられないときはガムを噛んだり、口臭スプレーを利用することで、口臭を改善することができます。

 

それでもなかなか改善しないしつこい口臭は腸内細菌が原因!?

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さきほど説明したように、口臭の原因の8割以上が、お口の健康トラブルです。ですが、上記以外にも最近注目されている原因があります。それが「腸内環境」です。腸内環境が悪化していると、おならや便がとても臭くなるということをご存じの方もいますが、その臭い原因は「腐敗臭」です。

腸の内容物質は、善玉菌によって発酵されていきますが、腸内環境が悪化し、悪玉菌が優勢な腸内では、発酵ではなく、腐敗が進行しています。すると、腸内は悪玉菌が発生させた、アンモニアや硫化水素といった腐敗ガスだらけになります

なんとか有毒ガスを体内に取り込まないように、おしりから排出させたのがおならですが、それでもすべての有毒ガスをおならで排出できるわけではありません。それでも有毒なガスは体の外に排出させなくてはいけません。そこで、腸はこの有毒ガスを再吸収して、血管内に溶かします。そして血中に溶けたガスは巡り巡って、お口の中から、呼気として排出されています。微量の有害なガスであれば、呼気として排出されても、気になりませんが、腸内環境が悪化し、有毒ガスが大量に発生していると、呼気として排出されるときに、口臭として認知されてしまうことがあるのです。

 

有害なガスを呼気から排出しないためには???

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このように腸内環境の悪化が原因の場合は、腸内環境を改善することが一番の解決方法となります

腸内には約3万種、1000兆個の細菌が生活しています。それぞれの腸内細菌が競い合い、バランスをとって生活をしています。健康な方の腸は、善玉菌が優勢で、悪玉菌を抑えてくれています。そして、腸内にとどいた食べ物を腸内で発酵させて、しっかりと栄養を吸収し、善玉菌の中にはそれをエサにして、体にとって有益なものを作り出し、美容やダイエットなどに有効な働きをしてくれています。

しかし、悪玉菌が異常繁殖している腸内ではどうでしょうか。腸にとどいた食べ物をエサとして、悪玉菌がどんどん増殖し、腸に届いた内容物を腐らせてしまいます。そして、有害なガスを発生させます。この環境は善玉菌が活発に活動しにくい環境であるため、どんどん悪玉菌が増殖してしまう悪循環に陥っています。

ですから、有害なガスを呼気から排出しないためには、なかなかお口のトラブルを改善しても改善できない口臭には、腸内環境を改善することが先決です

 

腸内環境を改善するには???

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腸内環境が改善して、いいとされる健康な状態は、善玉菌が活発に活動し、悪玉菌がおとなしくしている状態です。そして、日和見菌と呼ばれる、悪玉菌でも善玉菌でもない中間の菌が善玉菌について善玉菌を優勢にしている環境がいいとされています。よく、テレビなどのメディアでは、善玉菌を積極的に摂取すれば、悪玉菌が抑えられて、腸内環境が改善すると宣伝していますが、実はきちんとした意味では間違っています。

関連:腸内細菌まとめ|善玉菌、悪玉菌、日和見菌がわかる菌活入門!

 

いくら善玉菌を体の中にとりこんだとしても、善玉菌が働かなくては意味がありません。大切なのは、善玉菌が活発に活動してくれることが大切なのです。

私たちが元気に活動するために必要なものはなんでしょうか?

それは「食事」です。ですから、善玉菌にとってもエサは活発に活動するために必要不可欠といえます。

しかし、善玉菌が好むエサは食物繊維だけです。つまり、脂っこいものや、甘いものはエサとして善玉菌は吸収することができません。一方、悪玉菌は、こういった脂っこいものや甘いものが大好きで、エサとして好んでいます。戦後、欧米化した食生活は、このような高糖質、高脂質でしかも食物繊維の少ない食事になっています。とくにファーストフードは加工食品であり、たくさんの添加物や合成材料を使用しているので、より腸にとっても消化できず、負担が増加しています。ですから、日本人の古来からの食事、和食は、善玉菌の好む食物繊維を豊富に含み、さらに発酵食品も豊富にとりいれています

日本人の腸内環境には、昔ながらの食事がいいということです。そして、腸内環境を整えることで、口臭も改善へと導くことができます。

 

腸内環境を自分でチェックしてみよう!

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腸内環境が悪いせいで、口臭が発生しているような気がしても、実際にどれくらい腸内環境が悪化しているのか、目に見えるものではないので、わからないという方がいます。腸年齢という言葉がありますが、腸年齢が若いほど、腸内フローラがよい状態であるとされています。腸年齢は善玉菌と悪玉菌のバランスによって決定づけられます。なんと日本人の多くは、腸年齢が老けており、腸内細菌が戦前の1/3にまで減少しています。腸年齢をはかるには便を見ることです。便はある程度臭いはしますが、強烈な臭いがする場合は、腸年齢が老けています。さらに大切なのは、大きさです。バナナ3本分の大きさが理想とされています。

そして最後は形です。立派なさつまいも状のうんちの形が理想とされています。崩れてしまったり、コロコロうんちは老け込んだ腸が作る便です。またウン切れが悪くトイレットペーパーにべっとりとつくうんちも腸が老け込んでいる証拠です。

 

腸内フローラを変えるのは発酵食品がいい

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いざ、腸内環境が悪いことがわかったら、腸内細菌が形成する腸内フローラを変化させることが大切です。腸内フローラを変化させれば、腸年齢は若返り、悪玉菌の発生させる有害なガスの発生を抑えることができ、口臭を抑えることができます。そのために一番摂取してほしいものがあります。それが「発酵食品」です。発酵食品はたくさんの種類の細菌が数多く存在し、腸内フローラを活性化させてくれます。私たちの腸には3万種類、1000兆個の腸内細菌が住んでいます。しかし、これは平均値であり、豊かな腸内フローラを持つ人は、より数が多くなりますし、貧弱な人は、これよりも数が減少します。

発酵食品はこの腸内細菌を活発化し数を増やしてくれます。発酵食品は毎日食べることが大切です。細菌の多くは胃粘液によって腸にたどりついても2~3日のうちに排泄されてしまいます。しかし、大事なのは、菌が死ぬときにだす、仲間を増やす因子を得ることです。その因子に腸内細菌がさらされると、仲間の腸内細菌が活動的に増殖することができます。ではどういった発酵食品を摂取すればいいのでしょうか。

発酵食品はこれ!と決めずにいろいろなものを食べることがおすすめです。とくに日本は発酵食品の宝庫とよばれるほど、その種類は豊富です。ぬか漬け、べったら漬けといった漬物や、魚介類では鰹節や発酵昆布もおすすめです。さらに、みそやしょうゆ、酢などの日本食にかかせない調味料は多くが発酵によって作られています。発酵食品の中でも、大豆発酵食品は抗酸化力に特に優れています。世界の大豆発酵食品で、酸化物質べスト3は味噌と納豆とテンペです。テンペは、インドネシアの納豆とも呼ばれている発酵食品です。しかし、発酵食品のベスト3のうち2つは日本食になじみのある食品です。

よく機能性ヨーグルトの高いものが販売されていますが、それよりも味噌の方が圧倒的に味噌を食べたほうが腸内フローラを活性化できます。というのも、味噌には多種多様な菌が繁殖しているからです。納豆も一種類の菌でできているわけではなく、たくさんの菌から作られています。みそ汁は食べる点滴という人もいるくらいです。ですから、腸内環境を改善するなら味噌を代表とした日本の発酵食品を積極的に摂取しましょう。

 

まとめ

  • お口のトラブルを改善しても治らない口臭は腸内環境の悪化が原因
  • 腸内環境を改善するなら、発酵食品がおすすめ
  • 発酵食品の中でもとくに味噌汁はアンチエイジング作用もあるので、毎日でも食べたほうがいい

 

ぜひ、腸内環境を改善して不快な口臭を改善させましょう。

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